せんだいアートアニュアル2005でグランプリ(smt賞)を受賞した、村岡由梨の個展を開催します。
メディアテークが開催している公募展「せんだいアートアニュアル(http://www.smt.jp/saa/)」。
2005年度の募集テーマである「至福のとき」に対し、
村岡は「ランテルディU」を出品してグランプリ(smt賞)を受賞しました。
この展覧会はその副賞として開催するものです。
(16mm/30分/2006年)
映像作品「yuRi=paRadox〜眠りは覚醒である〜」の上映ブースは、1回の上映につき、定員2名までです。
黒い座席を御希望の方は黒い半券を、白い座席を御希望の方は白い半券をお持ち下さい。
1981年東京生まれ。日本女子大学附属高等学校中退・イメージフォーラム付属映像研究所第26期卒業。
一貫して「セルフポートレート」にこだわった自作自演映像を制作している。一児の母。
web site http://www.yuri-paradox.ecweb.jp/index.html
審査のとき偶然一番初めにこの作品を見たが、すばらしい「出会い」だった。
ドイツ抽象主義を思わせたり、抽象画や具象画が混ざったりと混沌とした中に、自分の世界を確立している、音楽的作品。
飯沢耕太郎
自分の好きな世界観に作者自らが入り込みたい、という思いが感じられる点が面白いし、 実際に作品の世界に入り込んでいることで徹底的にクオリティを上げている。
田中秀幸
「ワオ!20世紀」な旧い手法と、少し汚れめな映像の組み合わせが美しく、作者の美学がある。
画面の向こう側が見えて美しかった。現実を超えて下さい。
明和電機
(「ランテルディU」審査員コメントより)