イベント 2016年04月06日更新

4/14開催「宍戸大裕監督新作鑑賞会&意見交換会のお知らせ」


 いつもみやぎシネマクラドルの活動を楽しみにしてくださっているみなさま、お世話になっております。代表の我妻です。

 さて、2015年9月9日に行った第2回参加者発表会で『風は生きよという』を上映してくださった宍戸大裕監督がこの度新作の編集を終えられたとのことで、急遽みやぎシネマクラドルで鑑賞会を行うことにしました。

 宍戸監督はこの作品をこれから広める上で、是非作家や一般のみなさまから忌憚のない意見をいただいて作品に磨きをかけたいとのことです。通常の上映会とは違ってなかなかこうした機会はないと思いますので、もし興味のある方は是非ご参加いただけますと幸いです。以下詳細です。

宍戸大裕監督新作鑑賞会&意見交換会

■日時:2016年4月14日(木)19:10~21:30

■会場:せんだいメディアテークスタジオb

■主催:みやぎシネマクラドル

■共催:i-くさのねプロジェクト

■協力:せんだいメディアテーク

■お問い合わせ先:

☎080-2773-0181 ✉m.cinemacradle@gmail.com(砂子)

■上映作品

『百葉の栞 さやま園の日日』(ひゃくようのしおり さやまえんのひび)

1.jpg

監督 宍戸大裕

撮影 高橋愼二

構成・編集 宍戸大裕 高橋愼二

整音 田辺信道

企画 東京都同胞援護会 さやま園 

製作 「百葉の栞 さやま園の日日」製作委員会

2016年 日本 104分

知的障害者の入所施設「さやま園」。

ここには、あかるく賑やかな日日がある。

監督は1年半の撮影期間を、施設の一角に寝起きした。

「入所施設ってどんなとこ?」何も知らずにはじまった。

51年、ここに暮らす人がいる。心焦がして家族を待つ人がいる。

施設の矛盾にとまどい、葛藤する職員たち。家族の本音。

境の内の「かれら」と、境の外の「わたしたち」を隔てるものはなに?境の内で、身悶えた。

喜怒哀楽に正直で、素敵な人が暮らす場所。ほがらかって、きっとこういうことなのだ。

出逢いに行こう、境をこえて。

ほら、ここにわたしたちがいる。

■監督プロフィール

宍戸大裕(ししど・だいすけ)

映像作家。1982年宮城県出身。学生時代、飯田基晴監督が主催する映像グループ「風の集い」に参加。主な作品に、東京の自然豊かな山、高尾山へのトンネル開発とそれに反対する地元の人びとを描いた『高尾山 二十四年目の記憶』(2008年)、東日本大震災で被災した動物と人びとを追った『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』(2013年劇場公開)、人工呼吸器を使いながら地域の中で生活している人びとを追った『風は生きよという』(2015年)など多数のドキュメンタリー映画がある。

2w.jpg


x facebook Youtube