2023
03 02
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イベント 2020年02月29日更新
【開催中止】映像の仙台史 3
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、本事業は中止いたします。ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。
仙台市中心部からほど近い秋保温泉。豊かな湯と磊々峡(らいらいきょう)など名勝にも恵まれた魅力的なこの地域は、古くからの温泉地として近隣だけではなく多くの人々に愛されてきました。今回は、1950年代の戦後復興期に秋保への道のりや温泉街などを撮影した貴重な映画を、活動弁士と楽士によるライブ上映するほか、国の重要無形民俗文化財にも指定されている田植踊の様子を記録した作品を紹介します。
(1953年ごろ/25分/16ミリフィルム/モノクロ・一部カラー/音声なし)
1953年(昭和28年)頃に16ミリフィルムで撮影されたと思われる秋保地区の様子。観光ガイドのようであり、秋保電鉄やバスを使っての案内と各温泉宿の紹介、山でのスキーや秋保石の切り出し風景などもうかがえる。なお、題名に「(仮)」とついているのは、所蔵当時から現在まで題名や制作者が不明のため。
活動写真弁士の第一人者である澤登翠に入門。日本だけではなく欧米での公演も多い。また、映画『カツベン!』(監督:周防正行)では出演のほか実演指導も。ドラマ『いだてん』にも弁士役で出演。漫画『めもくらむ 大正キネマ浪漫』(著:赤石路代)では時代考証で協力。失われた映画フィルムの発掘にも尽力する。
第二回東京国際映画祭で音楽担当した『國民の創生』をきっかけに関東流伴奏音楽の復元・作曲・制作を行い、後に和洋楽団カラード・モノトーンを結成。300本を超える映画作品の作・編曲/演奏を手がけ、当時の再現演奏ができる唯一の楽士。
(企画:秋保町・秋保町教育委員会(当時)/1978年/36分/16ミリフィルム/カラー)
秋保町馬場・長袋・湯元の田植踊は、1976年(昭和51年)に「秋保の田植踊」として国の重要無形民俗文化財に指定され、2009年にはユネスコ無形文化遺産に登録された。踊りの所作や衣装、道具が詳細にうかがえる3地域の映画のなかから、湯元地区のものを紹介。
両作品とも、耳の不自由な方のための手話通訳をつけて上映します。
託児(生後6カ月から未就学児まで。無料)をご希望の方は、以下の事項をご記入の上、4月15日(水)までにメール又はFAXでお申し込みください。なお、申込多数の場合は抽選となります。(1)申込者氏名/(2)住所/(3)携帯電話番号/(4)メールアドレス/(5)お子様の氏名・年齢(月齢まで)
当日10:30から入場整理券を発行します。開場時には入場整理券をお持ちの方を優先してご入場いただきます。
仙台のどこかではあるけれども詳細がわからない古い写真を展示し、みなさんからの情報をもとに調べていきます。上映会とあわせてご覧ください。4月25日(土)から1階オープンスクエアにて。