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ユースてつがくカフェ てつこの部屋 2019年08月06日更新
【レポート】第13回公開ミーティング「人は、群れたら、偉いのか?」を行いました
7月28日に開催された、ユースてつがくカフェ「てつこの部屋」のレポートです。
今回のテーマは、「人は、群れたら、偉いのか?」。
今回は、小学4年生(もしかしたら、過去最年少の参加者?)と、10代の学生さんが1人参加してくれました!
まずはテーマに関すること、感じていることや考えていることを、(もちろん、少しだけ遊びもまじえながら)自由に表現してみます。
目的もなく集まることを、「群れる」というのかもしれないし、群れてしまう理由には、「寂しさ」があるんじゃないか?
群れている人は、偉くなったような気持ちになるのかもしれないし、周りの人たちが「偉そう...」といった目で見ることもある。
ここで、「『偉い』の意味について考えてみたらどうでしょう?」という意見が、学生さんから飛び出したので、「偉い」と「偉そう」と「いばる」の違いについて、考えてみることにしました。
すると、すぐさま、参加してくれた小学生から、パッと本質をついたような発言がでてきます。
○「偉そう」は、「なんでも自分でできる!」といった気持ちでいるけれど、
でも実際には行動しない。でも、自慢はする。
○「いばる」というのは、「偉そう」よりもさらに自分勝手に見えちゃう。
だから、周りからも好かれない。
○本当に偉い人は、群れないし、自分の気持ちを通し続ける。
そういう人を一言でいうと、「偉いのなかの、偉い」。
そして、学生さんから、「人は、群れたら、偉いのか」というテーマを考える上で、外せないと思えるキーワードとして、「個人と集団」があげられました。目的もなく、安心を求めて、周りに流されてしまうと、群れて集団を作ってしまう。だけど、目的をもった個人なら、自分を通すことができるのではないか??
ここで、「五七五なら、まとめられそう!」との意見が出てきたので、これまでの対話をふまえて、3つの川柳を作ってみました。
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人のこと 考えないで 自分のこと
えらそうだ と決めつけるのが なかまたち
えらそうだ それがあたりか はずれかね
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どれも、なかなか本質をついた句で、思わずうなってしまいました。
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次回のテーマは、「一目惚れは、恋?」です!(参加してくれた皆さんと一緒に決めました。)
8月25日(日)14:00~16:00に、スタジオaで開催です。
中学生や高校生のみなさん(もちろん、小学生のみなさんも)よかったら、来てくださいね。